30代で知っておきたい「お金」の習慣(3)
これで最後です。
保険とマイホームと投資についてです。
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生命保険に入る時は目的を明確に。
生命保険は、「心配だから」「万一のときのために」といった漠然とした目的で入るものではありません。「死んだら、経済的に困る人がいる場合」と、「病気やけがで入院したら、経済的に困る場合」に、それに備えることを目的として加入すべきものです。生命保険の目的は「死亡保障」か「医療保険」である、と覚えておきましょう。
なんとなく心配だから保険に入るのではなく、本当に必要な保険だけを選ばないといけない。けど、難しいですよね。
医療費の自己負担は上限が決まっている。
健康保険では、医療費負担が重くなりすぎないように「高額療養費」という制度が用意されています。簡単にいうと、「医療費の自己負担に、上限を設けますよ」というものです。(中略)組合によっては、1ヵ月の医療費の自己負担額が、2〜3万円となっているケースも少なくないのです。
意外に負担しないといけない金額って貯蓄でまかなえる範囲だったりします。
共働きの妻が亡くなっても、夫は遺族年金をもらえない。
遺族年金の制度ができたころは、女性は専業主婦なのが当たり前でした.制度の根底には、「夫が働いて家計を支えるのだから、妻が亡くなったからといって遺族年金をあてにする必要はない」という考えがあったのです。
夫の保険にばかり目がいきそうですが、特に子どもがいる共働き夫婦は、妻の保険が重要なんですね!
医療保険はある程度の貯蓄が貯まれば、卒業する。
「医療保険でいざというときどれくらいのお金がもらえるのか」を考え、そのお金がすぐ出せるか、それだけの支出があってもその後のライフプランに影響がないかを考えてみるのがお勧めです。
我が家は今医療保険に入っていません。これを読んで、考え直さないといけないかもと思いました。
住宅購入は遅い方が得。
住宅ローンで支払う利息をできるだけ減らすには、「頭金をなるべく多く、返済期間はできる限り短く」すべきだからです。
利息ってトータルすると、すごい金額になりますもんね。
ライフスタイルが決まってから、購入する。
いまの30代は一度住宅を買ったらその後の住み替えは困難ですから、住宅選びは「終の住み処」を決めることに等しいのです。
不動産価格が上昇したら、住み替えもしやすいですが、価格が上がるかなんて分からないですよね。
殖やす力を身につける
30代が絶対に身につけておくべきなのは、”貯める力”と”減らさない力”の2つです。(中略)しかし実はもう一つ、できればみなさんに身につけておいてほしい力があります。それは、お金を運用して”殖やす力”です。
私もこの殖やす力を身につける為にトレーニング中です。
まずは10万円から始めてみる。
これくらいの金額で投資すると「痛い思い」や「おいしい思い」を体感しやすく、「買った商品の値段が動くというのがどんなことか」がわかるからです。
絶対、余裕資金で!
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3回に分けて書きましたが、とても参考になる本でした。
この本は20代の人にもオススメしたい本でした。
お金に振り回されないように、お金のことを知るの大事ですね。
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