[京都]幻のアジサイがある小さな枯山水庭園*霊源院。
建仁寺の境内を歩いていたら、「りんどうの庭、初公開」という看板が目にとまり、行ってみることにしました。
初めて行く場所で少しドキドキして向かうと、笑顔でスタッフの方が迎えてくれました。庭園はスリッパで歩くことが出来ました。写真もご自由に!とのことでした。
庭には可愛らしいりんどうがたくさん咲いていました。
そこのスタッフの方が親切にいろいろ教えてくださいました。
- りんどうは陽が当たっていると花が開く。(実際に陰になっているところは、花びらが閉じていました。)
- りんどうは"龍胆"と書いて、根は肝のように苦く昔から薬草として用いられている。
- ここの庭には幻のアジサイである七段花(シチダンカ)があって、5月下旬頃から見れる。
- TwitterやFacebookで庭などの情報を発信している。
幻のアジサイって何だろう?と思って、帰ってから調べてみました。
幕末の頃にオランダから来日したドイツ人医師シーボルトが植物調査をおこない、その成果をまとめた「日本植物誌」にスケッチで記録されていたシチダンカ・・・。
日本国内で130年間にわたって、これに該当する植物が見つからず、“幻の名花”とうたわれました。
来年の梅雨の時期に、また行こうと思います。ふらっと立ち寄って良かったです。
霊源院がある建仁寺周辺は石畳や町家が多く、歩くだけでも京都の雰囲気を楽しめます。裏道に入ってみるのもいいですよ(*˘︶˘*).。.:*♡
【追記】
霊源院は一年中公開していません。次の拝観予定はこちらです。
2015年10月30日〜11月8日 古文化の特別拝観
2015年11月21日〜12月6日 紅葉の特別拝観
霊源院のTwitterより