クラシブリ

お金のこと、暮らしのこと、あれこれ

モノを買うときに考えたいこと。

 

昨日は久しぶりに買い物に出かけました。旅行の時にいるものを買いに、いろんなショップを見てたら、あれこれ予定外のものも欲しくなります。昔だったら、何点か買って帰っていただろうけど、昨日は手に取っても「本当に欲しくなったら、近いんだからまた来よう。」と思い直して何も買わずに帰りました。帰ると、「やっぱり買わなくて良かった!」と思いました。家にあるもので十分でした。

 

モノを買っても、幸せは一瞬だったりしますよね。買った瞬間は満足しますが、家に帰るとその満足感は消えています。しかも、家に似たようなのがあったら、「無駄遣いしてしまった。」と落ち込む原因にもなります。

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買い物をする時は、モノの先にあるものを考えることが重要です。そのモノを買うと、自分は幸せになれるのか。その幸せは一瞬の欲望を満たすだけではなく、今後も自分に幸せをもたらしてくれるのか。

 

例えば、食洗機があれば家族との時間を確保できるなら、食洗機から得られる幸せは大きいです。でも、ある人にとっては、食器を洗う時間があるから、食洗機はただ場所をとるだけで掃除の手間も増え、得られる幸せは少ないです。

 

モノを買う時に、それを買ったら自分はどれだけ幸せを手に入れられるのかを考えたいと思います。この時大切なのが、その幸せは自分基準であるかどうか。周りの人に羨ましがられることが幸せではないし、周りの人が幸せだと思うことが自分にとっても幸せだとは限りません。

 

私は結婚生活を始める時に周りの人から「これはいるよ〜」「これないとかあり得ないよ〜」とかいろいろ言われました。正直無駄遣いだったと後悔しているものもあります。 

 

この前読んだminimalismの「ミニマリストの経済と予算」にこんな文章がありました。 

お金を稼ぐには時間が必要だが、自分の時間は自分の自由のために使いたい。そう考えると、すでに持っているお金を使うということは、自分の持っている自由を少しあきらめるということを意味する。

1000円の物を買うということは、自分が1時間働く(時給1000円の場合)ということです。本当にそれに値する価値があるのか考えてからモノを買うと、無駄遣いが減ると思います。

 

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