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30代で知っておきたい「お金」の習慣(1)

 

「習慣」という言葉に惹かれて、図書館で借りました。

2011年に発行されたものですが、私の考えと一緒のところもたくさんあって、本が付箋だらけになりました。

 

30代で知っておきたい「お金」の習慣 [ 深田晶恵 ]

 

親世代の年金より多くもらえる!?

いまの高齢者が若かったころは、年金制度がまだ整っておらず、専業主婦の大半は年金に加入していませんでした、年金に未加入の期間があれば、当然、受け取れる年金額は少なくなります。

 

調べてみると、国民全員が年金制度に加入しなければならなくなったのが、1986年!それまでは、任意だったため、女性は結婚したら、退職が当たり前の時代では専業主婦の人は加入していない人がほとんどだったそうです。

 

この点、いま30代の人は、基本的に20歳から年金に加入しています。ずっと専業主婦だった人でも、将来、年間80万円くらいは年金をもらえる計算。そのうえ、妻が正社員で働き続けると、今の高齢者の女性の3〜4倍もの年金額となります。

 

もらえる年金額が減るという記事ばかり目にしますが、こういう見方もあるんですね。

 

*年金いくらもらえるかって気になりますよね。



ただし・・・

お金のことは、1〜数年先のことまではしっかり計画を立てておくことが必要。でも、制度や自分を取り巻く環境は変化していくものですから、10年以上先の未来のことは細かく考えてもあまり意味がありません。

先のことは考えすぎず、でも時々計画の見直しをしていくことが大事。

 

夫婦共働きでリスクに備える。

共働きのメリットが書かれていました。

○世帯収入は、専業主婦世帯の1.5倍から2倍

○継続的にお金を貯められる

○使えるお金が増える

○どちらかの収入がダウンしても、一方の収入でカバーできる

○将来の世帯年金額を増やせる

 

我が家もたぶんこれからも共働き派です。万一何かあった時のためというのもありますが、何より旅行が好きなので、頑張って働きます!

 

*1989年から共働き家族について研究されているそうです。



お金は選択の自由を与えてくれる。

貯蓄がないと「会社の奴隷」になってしまいます。もし会社で耐え難いことがあったとき、「辞める」という選択ができるのは、「今辞めても大丈夫」というお金の裏付けがあってこそ。目先の生活にも困るようでは、辞めたい時にスパッと辞めることもできません。

 

我が家も貯金のおかげで、夫が仕事を辞めて、半年間転職活動をしていても大丈夫でした。大変な思いもしましたが、今ではいい職場に巡り会えて、良かったです。

 

いつ大きなお金が必要なのかきちんと把握しておく。

短期的に「貯めては使い、使っては貯め」を繰り返すのはNGですが、長い目で見れば、お金は「使いながら貯めていくもの」なのです。

 

貯蓄額はずっと右肩上がりになるのではなく、住宅取得時や教育費で減ったりもします。簡単に線グラフを書いてみるといいですよ。大きな支出の後に、お金がこれだけしかないと不安になることもなく、今はお金を使う時期だけど、また貯めていくから大丈夫と思えます。

 

お金の貯めどきを知っておく。

”貯めどき”を知っておくのと知らないのとでは、貯蓄できる額に大きな差がでてしまいますから、チャンスを逃さずお金を貯められるよう、ここでしっかりとポイントを押さえておきましょう。

  

  1.  シングル時代
  2.  結婚後子どものいない時期
  3.  子どもが小学生時期
  4.  子どもが独立した後

 

子どもが0歳から小学校入学直前までも貯めどきかと思いきや、女性が育休に入ることで収入が減るのと、保育料がかかるので、貯蓄のペースが落ちるとのこと。これを基に貯蓄計画を考えようと思います。

 

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次の記事に続きます。

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の習慣 [ 深田晶恵 ]